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リレー
===Summary===
You can use Mulka2, not only at individual races but also at relay. There are some differences, for example the preparation, and the views you use. Below are the instructions of how to use Mulka at a relay.
■ 概要
Mulka 2はリレー競技にも対応しています。 リレー競技の場合、データの作成方法が個人競技と異なります。また、使用するビューも一部異なります。 ここでは、リレーの場合のデータの作成方法から当日の作業までを説明します。


===Create Data===
■ データの作成方法
あらかじめ必要なファイルをExcel等で作成しておき、イベントマネージャを使ってイベントデータを作成する流れは、個人競技の場合と同じです。 リレー競技の場合、下記のファイルをあらかじめ作成しておきます。
あらかじめ必要なファイルをExcel等で作成しておき、イベントマネージャを使ってイベントデータを作成する流れは、個人競技の場合と同じです。 リレー競技の場合、下記のファイルをあらかじめ作成しておきます。


Line 16: Line 13:
ファイルはExcel等を利用して、CSV形式で作成して下さい。作成する際には拡張子は.csvのままで大丈夫です。 Mulka 2が自動的に.datにリネームします。 1行目に項目名を記述し、2行目以降にデータを記述します。 中間ラジコンがある場合は、別途Intermediate.datを作成して下さい(中間ラジコン参照)。
ファイルはExcel等を利用して、CSV形式で作成して下さい。作成する際には拡張子は.csvのままで大丈夫です。 Mulka 2が自動的に.datにリネームします。 1行目に項目名を記述し、2行目以降にデータを記述します。 中間ラジコンがある場合は、別途Intermediate.datを作成して下さい(中間ラジコン参照)。


   
  ===Relay Class Data===
■ リレークラスデータ
■ リレークラスデータ
リレークラスデータにはリレーのクラス別の走者数やスタート時刻、リスタート時刻を定義します。 ファイル名はRelayClass.datで、下記の項目を記述します。
リレークラスデータにはリレーのクラス別の走者数やスタート時刻、リスタート時刻を定義します。 ファイル名はRelayClass.datで、下記の項目を記述します。
Line 34: Line 31:
ワンマンリレーやスプリント(同一時刻一斉スタートで各人のコースが場合によっては異なる)の場合、 走者数1のリレーとして設定することも可能ですが、おすすめしません。 これらの場合は、個人競技としてデータを作成してください。リレー競技と個人競技のデータは混在可能です。
ワンマンリレーやスプリント(同一時刻一斉スタートで各人のコースが場合によっては異なる)の場合、 走者数1のリレーとして設定することも可能ですが、おすすめしません。 これらの場合は、個人競技としてデータを作成してください。リレー競技と個人競技のデータは混在可能です。


   
  ===Relay Team Data===
■ リレーチームデータ
■ リレーチームデータ
リレーチームデータにはリレーチームのチームナンバー、名前や所属、チーム構成メンバーのスタートナンバー(ナンバーカード番号)を記述します。 ファイル名はRelayTeam.datで、下記の項目を記述します。
リレーチームデータにはリレーチームのチームナンバー、名前や所属、チーム構成メンバーのスタートナンバー(ナンバーカード番号)を記述します。 ファイル名はRelayTeam.datで、下記の項目を記述します。
Line 53: Line 50:
このフィールドに1が入力されたチームは成績速報にxxxxと表示されます。 「参考:xxxx」との違いはそのチームが参考記録になるかどうかです。こちらのほうは参考記録になりません。 例えば「備考:新人チーム」とした場合、このフィールドが1のチームは成績速報に「新人チーム」と表記されます。
このフィールドに1が入力されたチームは成績速報にxxxxと表示されます。 「参考:xxxx」との違いはそのチームが参考記録になるかどうかです。こちらのほうは参考記録になりません。 例えば「備考:新人チーム」とした場合、このフィールドが1のチームは成績速報に「新人チーム」と表記されます。
   
   
===Startlist Data===
■ スタートリストデータ
■ スタートリストデータ
スタートリストデータにはリレーに出走する人の氏名、コース、使用するEカード番号等を記入します。 ファイル名はStartlist.datで下記の項目を記述します。
スタートリストデータにはリレーに出走する人の氏名、コース、使用するEカード番号等を記入します。 ファイル名はStartlist.datで下記の項目を記述します。
Line 68: Line 66:
リレー競技と個人競技(スプリントの部等)を同時に行う場合には、個人競技に出走する参加者のデータも同じファイル内に記述します。 その場合、上記項目の他にスタート時刻欄を用意します。 リレー競技に参加する選手のスタート時刻欄は空欄にしておいて下さい。 個人競技に出場する選手のクラス欄には、実際のクラス名を記述して下さい。
リレー競技と個人競技(スプリントの部等)を同時に行う場合には、個人競技に出走する参加者のデータも同じファイル内に記述します。 その場合、上記項目の他にスタート時刻欄を用意します。 リレー競技に参加する選手のスタート時刻欄は空欄にしておいて下さい。 個人競技に出場する選手のクラス欄には、実際のクラス名を記述して下さい。


   
  ===Creating an Event===
■ イベントマネージャでのイベントの作成
■ イベントマネージャでのイベントの作成
以上のファイルが準備できたら、イベントマネージャを起動しイベントデータを作成します。 起動メニューよりイベントマネージャを起動すると下記画面が表示されます。 ここでは新規にイベントを作成しますので新規作成ボタンをクリックして下さい。
以上のファイルが準備できたら、イベントマネージャを起動しイベントデータを作成します。 起動メニューよりイベントマネージャを起動すると下記画面が表示されます。 ここでは新規にイベントを作成しますので新規作成ボタンをクリックして下さい。
Line 86: Line 84:
ドロップするとスタートリストにあるクラスとコースが検出され表示されます。
ドロップするとスタートリストにあるクラスとコースが検出され表示されます。


   
  ===Setting Course===
■ コースの設定
■ コースの設定
続いてコースの設定を行います。 コースデータの作成方法は下記があります。
続いてコースの設定を行います。 コースデータの作成方法は下記があります。
Line 103: Line 101:
最後に入力間違いが無いか、リフトアップスタートやパンチングフィニッシュの設定が間違っていないか、 全てのコースについて読み合わせ等を行い確認をしてOKボタンをクリックしてください。 コントロールの設定が終わったら、コースリスト右の距離・登距離ボタンをクリックしてこれらの設定を行います。 なお、距離・登距離の入力は必須ではないので不明な場合は入力しないままでも構いません。
最後に入力間違いが無いか、リフトアップスタートやパンチングフィニッシュの設定が間違っていないか、 全てのコースについて読み合わせ等を行い確認をしてOKボタンをクリックしてください。 コントロールの設定が終わったら、コースリスト右の距離・登距離ボタンをクリックしてこれらの設定を行います。 なお、距離・登距離の入力は必須ではないので不明な場合は入力しないままでも構いません。


===Saving Event Data===
■ イベントデータの保存
■ イベントデータの保存
以上でデータの作成は終了です。コース設定が終わったら閉じるボタンをクリックして設定を保存して下さい。 なお、設定ファイルをテキストエディタ等で直接編集したい場合は直接編集ボタンをクリックして下さい。 今までの設定を保存するか確認のダイアログが表示された後、設定ファイルが入ったイベントデータフォルダが表示されます。
以上でデータの作成は終了です。コース設定が終わったら閉じるボタンをクリックして設定を保存して下さい。 なお、設定ファイルをテキストエディタ等で直接編集したい場合は直接編集ボタンをクリックして下さい。 今までの設定を保存するか確認のダイアログが表示された後、設定ファイルが入ったイベントデータフォルダが表示されます。


   
  ===How to Use E-Card at Relay===
■ Eカードの割り当て方法について
■ Eカードの割り当て方法について
リレー競技の場合、2種類の方法が主に用いられます。 少人数の大会や1人の選手が2回走ったりしない大会では「事前割当方式」を、それ以外では「自由使用方法」を主に採用します。
リレー競技の場合、2種類の方法が主に用いられます。 少人数の大会や1人の選手が2回走ったりしない大会では「事前割当方式」を、それ以外では「自由使用方法」を主に採用します。
Line 115: Line 113:
「自由使用方式」は「どこの誰でもどのEカードを使ってもよい」と何も決めない方式です。1枚のEカードを2回・3回と使用しても構いません。 Eカードを自由に使用できる代わりに、当日のフィニッシュでEカードを読み取る際、同時にスタートナンバー(ゼッケン番号)を入力する必要があります。 入力を間違えた場合、回復のための処理(少し複雑)が必要です。 ナンバーカード(ゼッケン)の着用が必要です。
「自由使用方式」は「どこの誰でもどのEカードを使ってもよい」と何も決めない方式です。1枚のEカードを2回・3回と使用しても構いません。 Eカードを自由に使用できる代わりに、当日のフィニッシュでEカードを読み取る際、同時にスタートナンバー(ゼッケン番号)を入力する必要があります。 入力を間違えた場合、回復のための処理(少し複雑)が必要です。 ナンバーカード(ゼッケン)の着用が必要です。


   
  ===On the Day of the Event===
■ 当日の作業
■ 当日の作業
個人競技の場合と比べ、いくつか異なる点があります。
個人競技の場合と比べ、いくつか異なる点があります。
Line 131: Line 129:
リスタートの処理は、メインウインドウの[リレー(R)]-[リスタート処理(R)]で行います。 リスタートの時刻が近づいてきたら、この機能を利用してリスタート対象者リストを印刷します。 このリストをスタート担当者に渡し、実際にリスタートした選手をチェックしてもらいます。 リスタート終了後、再びこの機能を利用してリスタート処理を行います。 リスタート対象にもかかわらず、出走しなかった選手は欠席入力して下さい。 なお、リスタート時刻が変更になった場合は、メインウインドウの[リレー(R)]-[スタート時刻・リスタート設定変更(S)]で時刻変更を行います。 スタート時刻が変更になった場合も同画面で変更できます。
リスタートの処理は、メインウインドウの[リレー(R)]-[リスタート処理(R)]で行います。 リスタートの時刻が近づいてきたら、この機能を利用してリスタート対象者リストを印刷します。 このリストをスタート担当者に渡し、実際にリスタートした選手をチェックしてもらいます。 リスタート終了後、再びこの機能を利用してリスタート処理を行います。 リスタート対象にもかかわらず、出走しなかった選手は欠席入力して下さい。 なお、リスタート時刻が変更になった場合は、メインウインドウの[リレー(R)]-[スタート時刻・リスタート設定変更(S)]で時刻変更を行います。 スタート時刻が変更になった場合も同画面で変更できます。


   
  ===Additional Information===
■ 補足
■ 補足
リレー競技ではリレークラス毎にリレーチームの成績で順位付けを行っています。 リレーチームの成績は構成メンバのタイムの合計になります。 メンバーのいずれかの記録が失格の場合、チームの成績も失格になります。
リレー競技ではリレークラス毎にリレーチームの成績で順位付けを行っています。 リレーチームの成績は構成メンバのタイムの合計になります。 メンバーのいずれかの記録が失格の場合、チームの成績も失格になります。
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