中間ラジコン

提供:Mulka2
2017年9月2日 (土) 11:16時点におけるYosuke MATOBA (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

中間ラジコンをMulka2に設定してデータを入力すると、中間ラジコンの通過状況を会場等に送信させることが出来ます。 Mulka2の実況機能やクラウドサービス、ライブリザルト機能を併用すると効果的です。 方法は2通りあり、オンラインコントロールを使用する方法と、使用せずに選手ナンバーをスマホに手動で入力していく方法があります。オンラインコントロールを使用すると、データを自動的に送信できます。

データの設定

いずれの方式でも、中間ラジコン通過情報をMulka2に入力できるようにするためにデータの設定が必要になります。 個人競技の場合とリレー競技の場合で設定方法が異なります。 個人競技の場合はIntermediate.datとClass.datに定義を記述します。 リレー競技の場合はIntermediate.datとRelayClass.datに定義を記述します。

Intermediate.datは個人・リレーいずれの場合も必要で、中間ラジコンの名前を定義します。ここで定義した名称はClass.datやRelayClass.datで参照します。 ファイルはメモ帳等のテキストエディタで作成し、1行目には「ポイント名」、2行目以降には中間ラジコンの数だけ行を記述します。 例えば、中間ラジコンがMEクラスに3カ所、WEクラスに2カ所あり、MEの第1中間はWEと別の場所、MEの第2中間とWEの第1中間は同じ場所、最終ラジコンもME・WEとで同じ場所の場合、 2行目に「ME第1中間」、3行目に「ME第2/WE第1中間」、4行目に「最終ラジコン」と記述します。

Intermediate.datの例


次にクラス別の中間ラジコンの定義を記述します。 個人競技の場合はClass.datに、リレー競技の場合はRelayClass.datに定義を記述します。 ファイルの1行目にはデータの見出しを記述しますが、中間ラジコン用に「中間:1」「中間:2」「中間:3」・・・という項目を追加します。 項目の数は中間ラジコンの数が一番多いクラスに合わせます。上記例の場合、MEの中間ラジコンが3カ所なので「中間:3」まで用意します。

2行目以降にはクラス別に1番目の中間ラジコンの場所、2番目の中間ラジコンの場所、・・・を記述します。 MEは上記例では、順に「ME第1中間」→「ME第2/WE第1中間」→「最終ラジコン」と通過しますので、 「中間:1」の列に「ME第1中間」、「中間:2」の列に「ME第2/WE第1中間」、「中間:3」の列に「最終ラジコン」と記述します。 WEの場合は「ME第2/WE第1中間」→「最終ラジコン」と通過しますので、 「中間:1」の列に「ME第2/WE第1中間」、「中間:2」の列に「最終ラジコン」と記述します。「中間:3」の列は空欄にしておきます。 この他にクラスがあり、それらが中間ラジコンの計測対象ではない場合は各列は空欄にしておきます。

intermediate-05.gif


以上でデータの設定は完了です。 メインウインドウを起動し、正しく設定できているか確認して下さい。 メインウインドウのビュー上で右クリックし、個人戦の場合は中間タイムリストを、リレーの場合はリレーリザルトリストを表示してみて下さい。 中間タイムリストではクラスと中間ラジコンの場所の選択欄が表示されますので、確認して下さい。(※リレーの場合は表示されません) (「フィニッシュ」は設定をしていなくても表示されます) リレーリザルトリストでは、「中間」チェック欄にチェックを入れて表示エリアが中間通過情報分増えることを確認して下さい。

オンラインコントロールを利用する場合

使用法は、オンラインコントロールの使い方を参照してください。