「クラウドサービス」の版間の差分

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[[en:Cloud Service]]
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== 概要 ==
[[基本的な使用方法|[基本的な使用方法]]] [[機能別の使用方法|[機能別の使用方法]]]
クラウドサービスを使用すると、離れた場所でデータを共有しながらMulka2を使うことが出来ます。 PC以外にもスマホやタブレットでMulka2の一部の機能を使用することが出来ます。
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クラウドサービスを使用すると、離れた場所でデータを共有しながらMulka2を使うことが出来ます。
PC以外にもスマホやタブレットでMulka2の一部の機能を使用することが出来ます。成績のライブ速報も行えます。


例えば、フィニッシュと会場が離れている場合に、それぞれの場所でPCでMulka2を起動してネットワークを組むことが出来ます。 また、スタートでスマホやタブレットを使って、操作をすることができます。 なお、クラウドサービスを利用するには、ライセンスファイルが必要です。
なお、クラウドサービスを利用するにはライセンスファイルが必要です。ライセンスファイルの入手方法は[[ライセンス登録]]を確認してください。
 
当日になって通信がうまくいかない場合もあるため、クラウドサービスの利用を計画している場合は、クラウドサービスを用いないバックアップ手段を必ず用意しておいてください。
 
== フィニッシュと会場それぞれで、PCでMulka2を使用する場合 ==
フィニッシュ側PCと会場側PCの双方で、最低1台インターネットに接続できる必要があります。 まず、フィニッシュ側でサーバを起動し、フィニッシュ側に複数のPCがある場合は通常通りにサーバに接続します。 その上でインターネットに接続しているPCで「クラウドサーバー」に接続します。接続方法は後で説明します。 サーバモードのPCとクラウドサーバーに接続するPCは一緒でも別々でも構いません。
フィニッシュ側がクラウドサーバーに接続した後、会場側のPCをクラウドサーバーに接続します。 なお、フィニッシュ側と会場側のそれぞれのPCに同じライセンスファイルが登録されている必要があります。
 
== フィニッシュ側でのクラウドサーバーへの接続 ==
通信マネージャを使用します。サーバPCをそのままクラウドサーバーへの接続に使用する場合は、その通信マネージャでイベントデータを開きます。 別のPCがサーバの場合は、クライアントモードでサーバPCに接続します。 接続した後、通信マネージャ画面下部にあるクラウドマネージャの接続ボタンをクリックします。


== 一般的な使用方法 ==
計算センターにあるPCの1台をインターネットにつながるようにし、そのPCでクラウドサーバに接続するだけでクラウドサービスを利用できます。
クラウドサーバへの接続には通信マネージャを使用します。使用するPCはサーバPCでもそれ以外でも構いません。
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サーバPCを使用する場合は、通信マネージャでイベントデータを開き、さらにその画面でクラウドサーバにも接続します。
別のPCを使用する場合は、通信マネージャを起動しクライアントモードでサーバPCに接続した後、クラウドサーバに接続します。
クラウドサーバへは、通信マネージャ画面下部にあるクラウドマネージャの接続ボタンをクリックすることで接続できます。
なお、Mulka2のライセンスが登録されていない場合は、ライセンス欄が空欄になり接続ボタンをクリックできません。
クラウドサービスを利用する場合は[[ライセンス登録]]をお願いします。
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[[File:cloud-manager-1.png|upright=1.5|thumb|none|クラウドサーバ接続ボタン]]
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クラウドサーバ欄は大会・練習会の当日は「jp.mulka2.com」を、動作テストで使用する場合は「test.mulka2.com」を選択してください。
無事に通信が出来れば画面右側にデータの送信状況が表示され、 最後に「クラウドサーバに接続しました」とメッセージが表示されます。  
無事に通信が出来れば画面右側にデータの送信状況が表示され、 最後に「クラウドサーバに接続しました」とメッセージが表示されます。  
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パスワード表示ボタンをクリックすると、会場側から接続する際に使用するパスワードが表示されます。
イベントデータを作成した後はこのパスワードは変更されませんので、適当なタイミングで確認して他の運営役員と共有して下さい。


パスワード表示ボタンをクリックすると、会場側から接続する際に使用するパスワードが表示されます。 イベントデータを作成した後はこのパスワードは変更されませんので、適当なタイミングで確認して会場の担当者に連絡しておいて下さい。
== スマホ・タブレット等での接続 ==
計算センターのPCがクラウドサーバーに接続すると、スマホやタブレット等を利用して成績などのデータを参照したりスタートの出走チェックを行うことができるようになります。
URLやパスワードはクラウドマネージャ上に表示されますので、スマホ等でアクセスしログインして使用して下さい。


== 会場側でのクラウドサーバーへの接続 ==
== 成績のライブ速報 ==
会場側にあるPC1台を通信用パソコンとして使用します。そのパソコンはフィニッシュ側と同じように携帯電話等でインターネットに接続できるようにしておきます。 通信用パソコンで通信マネージャを起動し、クライアントモードで jp.mulka2.com に接続します。 パスワードの入力が求められたら、フィニッシュ側のクラウドマネージャに表示されているパスワードを使用して下さい。 なお、接続には時間がかかる場合があります。 接続が完了したら、残りのPCはその通信用パソコンを接続先としてクライアントモードで接続してください。
クラウドマネージャ上にある「成績公開設定」ボタンをクリックすることで、成績のライブ速報機能の利用を設定できます。
ここでライブ速報機能の利用有無を選択した後、クラウドサーバに接続して下さい。
なお、成績のライブ速報の設定はクラウドサーバへ接続している間でも変えることができます。
ラップセンター上のリンク表示は約1分で切り替わります。
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[[File:cloud-manager-2.png|upright=1.5|thumb|none|成績公開設定]]
* 一般公開
:: 大会当日、ラップセンターにライブ速報のリンクが表示されます。
* 限定公開
:: 画面に表示されるURLを知っている人のみがライブ速報を表示できます。URLはデータ毎に変わります。
* いいえ
:: ライブ速報機能を使用しません。


== スマホ・タブレット等での接続 ==
== フィニッシュと会場それぞれで、PCでMulka2を使用する場合 ==
フィニッシュ側でクラウドマネージャに接続すると、スマホやタブレット等を利用して成績などのデータを参照したりスタートの出走チェックを行うことができるようになります。 URLやパスワードはクラウドマネージャ上に表示されますので、スマホ等でアクセスし、ログインして使用して下さい。
クラウドサーバが中継する形で、フィニッシュ(計算センター)・会場の双方にあるPCでMulka 2を使用することができます。
まず、フィニッシュ側でサーバを起動し、フィニッシュ側に複数のPCがある場合は通常通りにサーバに接続します。
その上でインターネットに接続しているPCでクラウドサーバに接続します。
フィニッシュ側がクラウドサーバに接続した後、会場側のPCをクラウドサーバに接続します。フィニッシュ側と会場側のそれぞれのPCに同じライセンスファイルが登録されている必要があります。
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会場側では、適当なPC1台を通信用パソコンとして使用します。そのパソコンはフィニッシュ側と同じようにインターネットに接続できるようにしておきます。 会場の通信用パソコンで通信マネージャを起動し、クライアントモードで jp.mulka2.com に接続します。
パスワードの入力が求められたら、フィニッシュ側のクラウドマネージャに表示されているパスワードを使用して下さい。
なお、接続には時間がかかる場合があります。 接続が完了したら、残りのPCはその通信用パソコンを接続先としてクライアントモードで接続してください。


== クラウド側をサーバにする方法 ==
== クラウド側をサーバにする方法 ==
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Android用の[[e-card/SI-Card読み取りアプリ]]を使用すると、スマホでe-card・SI-Cardを読み取ることが出来ます。 PCをクラウドサービスに接続している状態か、クラウド側でサーバを開始している状態で使用できます。
Android用の[[e-card/SI-Card読み取りアプリ]]を使用すると、スマホでe-card・SI-Cardを読み取ることが出来ます。 PCをクラウドサービスに接続している状態か、クラウド側でサーバを開始している状態で使用できます。
読み取りには、専用アプリの他にUSBホストケーブルと、emitの場合はリーディングユニット、SIの場合はメインステーションが必要です。
読み取りには、専用アプリの他にUSBホストケーブルと、emitの場合はリーディングユニット、SIの場合はメインステーションが必要です。
== 注意点 ==
当日になって通信がうまくいかない場合もあるため(普段人があまりいない場所に大勢の人が集まると、インターネットにつながりにくくなることがあります)、クラウドサービスの利用を計画している場合はクラウドサービスを用いないバックアップ手段を必ず用意しておいてください。

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