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【L1及びL2クラスの競技不成立に関して】
表題のとおり、L1/L2クラスを競技不成立とします。
このような事態を招いたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。出走された皆さんのご参考にラップタイムを公表いたします。
調査依頼
ISSprOM2019-2では藪の通行不可の色に黒を混ぜる必要があるが、大半の通行不可の意図と考えられる藪の色が旧規則に沿ったものになっていて大きなタイムロスをしてしまった。不公平なので、ポイントレースとしては不適切ではないか。
調査依頼回答
「410 植生:走行困難」で表記された茂みについて、現地の様子が「411 通行不能の植生」を意図したものと判断し、ルートの変更を行い、最終タイムに影響を及ぼしたとの調査依頼。
地図上には「410 植生:走行困難」表記で記載したのは事実。該当のエリアに行く間までにも、「410 植生:走行困難」表記の茂みが続いている横を走る区間があり、茂みの通りやすさを確認できたと考える。
これを考慮した上で「410 植生:走行困難」の茂みを通行するルートを選択するかどうかの最終的は決定権は競技者にあったと考える。また、仮に該当箇所の茂みを通行したとして、最速なルートとはなり得ない。直前の「405 林」の箇所を通行する選択もあった。
提訴
藪を通過してもよいとのことだったが、競技者として公園との渉外問題や、スプリントとしてコースセッターの意図を考え、公平性の観点から通過をしなかった。常識的に考えて地図表記がセッターの意図と異なっているにもかかわらず、その意図をレース中に考え、トラブルの防止や競技性を考えて走って大きなロスを生んだのはレースとして不公平ではないかと考える。
従って、ランキングのレースとして成立させるには不適切と考える。
裁定結果
地図表記上、「410 植生:走行困難」となっている箇所について、一部現地の状態が「411 通行不能の植生」が適切である箇所が見受けられました。現地と地図表記に差異があったことから、スプリント競技の特性上必要な競技性の担保がなされていなかった状態であると判断します。
以上のことから日本ランキング対象クラスであるL1/L2クラスについて競技不成立とします。 裁定委員